昨日は昨年7月14日にご縁を頂いていたご家族からの一周忌のご依頼でした。どうぞすべてのご先祖様に「真心を持つ参列の子孫に諸縁吉祥を届け給え」という読経を30分。10世代前、20代世代前、そして50世代前のご先祖様と対話する30分。大事な想いを伝える30分。果たしてそれが出来ただろうか。
1年365日。私は昼は陽に光り、夜は星に輝く、キズのない霊宝を365個、天から賜っている。そんな「時」の価値を無駄にせず活きて行きたいと思ってはいても、私は、すでに24,277日を浪費しているように思えてならない。それでも天は慈父のように一向に惜しまず、そして咎めず、ここにまた新たな日を、新たな月を、新たな年の希望を私に下さる。人と会うのが最後と思えば言葉も動作も変わってくる。一食もこれが最後と思えば、出された食事に感謝もしよう。こういう事が一日一日を大切にすることなのかもしれない。

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