成田山宝驗寺
姫路成田不動尊の護摩法要に集まる方々の半数は末期がんの方々。医師から「余命数カ月」と言われた方々が、姫路の人里離れた山間のお寺に来られ、藁をもすがる思いで護摩祈願をされます。その護摩の炎はまるで生きる動物のような様々な形を見せてくれます。そして余命宣告された日を過ぎても生きておられるという事実だけが残ってきました。不思議な事ですが姫路成田不動尊にはそういう摩訶不思議がいまだに絶えません。ただ一心に印を結び、真言を唱え、心を集中する三密行を我々、阿闍梨は日々繰り返しますが、我々自身に目に見えない不思議な力がある訳ではありません。すべては不動明王様のなせる業なのです。
現在、北横浜教会では神奈川県に限らず全国の葬儀・法要をお受け致し、手厚いご葬儀を執り行っております。初七日法要は我が本尊である不動明王様のご利益を持って心を込めた法要とさせて頂いております。
住職プロフィール
法名:明照
昭和33年12月 埼玉県川口市生まれ 同志社大学卒
宗教法人姫路成田山明勝寺 北横浜教会 宝驗寺 住職
成田不動修験本宗 補少先達(山伏)
宗教法人姫路成田山明勝寺 傳法阿闍梨
極真会館空手道 修行歴46年 六段
極真会館横浜田中道場 代表師範
姫路成田山明勝寺について
姫路成田山明勝寺は、兵庫県姫路市にある真言宗の単立寺院。本尊は大日大聖不動明王であり、姫路成田不動尊という通称で呼ばれている。
創建の経緯
昭和34年(1959年)、千葉の大本山成田山新勝寺の明勝講が姫路にて発足し、成田不動尊詣でが始まる。
昭和40年(1965年)、5千坪の敷地に現在の本堂が完成し、現世利益の祈願が始まる。
昭和51年(1976年)に宗教法人の認証を受ける。
昭和52年(1977年)、現在の本尊、大日大聖不動明王を勧請する。(奈良の仏師、辻寛也作)
昭和56年(1981年)には、八千護摩にて本尊不動明王を開眼する。
平成15年(2003年)には二階大本堂にて聖観世音菩薩を勧請して各種法要が始まる。
平成18年(2006年)には地蔵菩薩を勧請して水子供養が始まる。