お寺も、神社も新年になると古い御札はお炊き上げをします。また新しい御札を買って仏壇や神棚に飾ってくださいという。御札が1年で効力がなくなるとは誰が言い出したのだろう。平安時代 日本の人口は551万人、鎌倉時代は684万人、関ヶ原戦いの頃には1,227万人、享保の改革には3,128万人、明治時代に3,330万人、第2次世界大戦の頃には8,390万人。令和6年5月1日現在 1億2,393万人。人口が増えるとビジネスの知恵も湧いてくる。寺院も神社も生き残るために事業を多角化したり、如何に収益を上げられる組織体にしていくかが関心事になってきたのでしょう。御札も利益確保の手段。まったく違和感満載です。霊力を携えたものが1年限りで効力が無くなる? それはあり得ないのではないでしょうか。そもそも御札なるものは、そんな薄っぺらいものではないと思っています。人の念とは永久的なものです。だから1年で消える念など取るに足らないと思っています。

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