私は機械じゃない。機械のように生きる人生なんてまっぴらごめんだと思っていました。世の中には私のように思う人が他にも居ました。譜面通りに弾かないと厳しく叱った母親のやり方に合わず、譜面の裏側にある霊感を感じて弾くという。魂のピアニスト。私は何故か、この人にずっと魅かれて事ある如くに、「奇蹟のラ・カンパネッラ」を聴いてきました。魂で奏でるピアノ。人生の師であるその方は2024年4月21日 午前3時25分すい臓癌の為、92歳で旅立たれました。四十九日は6月8日。その日がフジコ・ヘミングさんとの最後のお別れになります。魂の交信が出来る四十九日まであと僅か。日々大切に生きて行こうと思います。合掌。

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