宗派に限らず、本当によく勉強されている僧侶の方がおられます。いろんな書物を読んでおられる博学の僧侶の方々は趣味が仕事になっておられて、そんな生き方羨ましいです。

私は額がある訳でもなく、ただただ自分が経験したことをお伝えしていくやり方に終始している僧侶です。若い時はこんな変なことをノートに書いてました。お恥ずかしいですが、今の自分自身を創り上げた考え方です。

「人のためになること、人をたすけることを本分とする。弱きを助け、邪悪をくじくことを生業とする。一度、生を享け、人の為ならざんものを放置せば、そしてまた、それらを見て見ぬふりをせば、我が人生、生きる甲斐なし。ただ本分を全うすることのみを悦びとす。」

僧侶ですから儀式たる葬儀・法要・供養なるものをやっていればいいものを。「人を助ける」という文字にどうしても心が動いてしまうのです。厄介な必殺仕事人です。

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