「私は土日も手術、夏休みも正月休みも一切とらない。手術前は、『一生懸命やりますから助けてください』と神様にお祈りします。世のため人のために朝から晩まで働いていれば、必ず神様が見ていて助けてくれる。明治神宮の神様は、心のよりどころであり、支えです」、「白足袋を履くのは機能性ばかりじゃない。お能の舞台に上がるように、心を引き締めるためです。脳外科は、医者の技術一つで患者さんが元気に家に帰れるか、車椅子の生活になるか、まひが残るかが紙一重で決まるんですから」

「神の手を持つ男」「ゴッドハンド」と言われた脳外科医で2万人の患者を救った福島孝徳医師が2024年3月19日に亡くなっていたことを昨日、知りました。

この方の功績からテレビ、新聞で報道されてもいいのに、他界の知らせはごく僅かありませんでした。なんでだろう。こんなに素晴らしいことをされてきた方なのに何故報道機関は、ほぼスルーしていたのだろうか。亡くなられて3ヶ月も経っていたことを知って私は愕然としました。世の為、人の為に生きた福島先生のご冥福をお祈り申し上げます。

人の魂に向き合って来られた偉大なる福島先生に合掌。

Tags:

Comments are closed